【子猫の闘病記1】元気なのに突然の手術。体重1kgのココが乗り越えた「腸重複」の記録

エリザベスカラーを付けた子猫 ココの成長記録

2025年10月14日の朝。

ふと、ただならぬ気配を感じました。

実は前日の13日午後、ほんの少しだけ元気がない気がしていました。
でもそのときは「気のせいかな?」と思い直してしまって……。

この朝も、ぐったりしている様子はありません。
でも部屋に、嘔吐の跡がありました。

子猫だから吐くことはある。頭ではわかっていても。

なんとなく、嫌な予感がしました。

その直感が、ここの命を救いました。

このときはまだ元気そうに見えました。
(2025年10月13日)
ふとした瞬間みせる表情に…

「これくらいで病院に行っていいのかな」と迷ったとき

迷ったときは、どうかその感覚を信じてほしい。

この記事を読んでいる方に、一番伝えたいことです。

朝7時30分、動物病院に電話しました。
このとき、手術になるとは、まだ思っていませんでした。


検査と、「腸重複」という診断

病院では、まず検査をすることになりました。

ここはまだ生後2ヶ月ほど、体重は約1kg。
子猫は血管がとても細く、採血ひとつとっても簡単ではありません。

しかもこの日のここは元気いっぱいで、
怖さからか激しく暴れてしまい、採血はかなり難航しました。

それでも検査を進めた結果、わかったことがありました。

病院で検査を受けるココ。
体重はまだ1kgほど。血管が細く、採血も簡単ではありませんでした。

腸重複(ちょうじゅうふく)。

腸が折り重なって詰まってしまう状態です。
放置すれば命にかかわる、子猫にとって本当に怖い病気でした。

子猫のうちに起こることがあり、誤飲などが影響することもあるそうです。

最初は「数値が下がらなければ手術」と、まずは様子を見ることになりました。
しかし時間が経つにつれ、ここの体調は目に見えて思わしくなくなっていきます。

そして先生から、こう言われました。

「手術が必要です。」

朝、あんなに元気そうに見えていたのに。

それでも、この子の生命力を信じて、その日のうちに手術をお願いすることにしました。


夕方の電話と、お見舞い

夕方、病院から連絡がありました。

「手術が終わりました。」

すぐにお見舞いへ向かいました。

手術後のここは、ぐったりとしていました。
麻酔の影響もあって、小さな体で大きな手術を終えたばかりの姿でした。

それでも、こちらに気づいた瞬間。

ぐるぐると、喉を鳴らしてくれたんです。

あんな状態なのに、ちゃんとわかってくれた。

手術後、夕方にお見舞いへ行ったときのココ。
ぐったりしていましたが、こちらに気づくと喉を鳴らしてくれました。

先生は「なるべくお見舞いに来てあげてください」と言ってくれました。
飼い主が来ることで、猫も安心するのだそうです。


切除した腸を見ながら、聞いた話

そのあと、切除した腸の部分を見ながら、手術の詳しい説明を聞きました。

腸の一部は変色していて、すでに傷んでいました。
ただ、場所が悪く、変色した部分を完全に取りきることはできなかったとのこと。

もし必要になった場合は、小腸と大腸をつなぐ手術をする可能性があると言われました。

悩みましたが、この子のために、その手術もお願いすることにしました。


「食欲が勝ったみたいです」

翌15日。先生から一言。

「この子は、食欲が勝ったみたいです。」

張り詰めていたものが、ふっとほどけた瞬間でした。

13日の午後、ほんの少しだけ元気がなかった気がしたあの日から。
14日の手術を乗り越え、15日にはもうケージから出ようとしていたココ。

その回復力に、改めて驚かされます。

子猫の生命力って、本当にすごい。そう思いました。


最後に——同じように迷っている方へ

最後に先生から、大事なことを教えてもらいました。

腸重複は、一度起こすと再び起こる可能性がある。
だから誤飲などには、これからも注意が必要だということ。

小さな体で大きな手術を乗り越えたこと。
ぐったりしていても、こちらに気づいて喉を鳴らしてくれたこと。
翌日にはもうケージから出ようとしていたこと。

先生のあの言葉が、今でも頭に残っています。

「この子は、食欲が勝った。」

そのたくましさに、私は何度も救われています。


もし今、「猫が吐いたけど元気だから大丈夫かな」と迷っている方がいたら、
小さな違和感でも一度病院に相談してみてください。

私もあの日、「元気そうだから大丈夫かもしれない」と思いました。

でもココの場合は、その日のうちに手術が必要な状態でした。

迷ったときに早めに相談することが、小さな命を守ることにつながるのだと実感しました。


※ココを含む、わが家の猫たちについてはこちらの記事で紹介しています。

次の記事:【子猫の闘病記2】退院、そして「3つの壁」との静かな戦い


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