新築のペット可物件に住み始めて、モモを迎えて。 約2か月後、ナナを迎えて。 さあこれから、という時に、沖縄への引っ越しが決まりました。
しかも、13年勤めた一人職場の会社を辞めることになり、引き継ぎでてんやわんやしながらの引っ越し準備。 下見に行く余裕なんて、もちろんなし。
怒涛の日々でした。
新築1年未満での退去——洗礼を受けました

引っ越しのドタバタより先に書いておきたいのが、退去費用のこと。
住んでいたのは1年未満の新築物件。 退去の立会いで、担当者が白い壁紙を手のひらでさーっと触って確認して。
「全張替えになります」
え。そうなの!?
引き継ぎの疲れが、一気に吹き飛ぶほどのショックでした。 頭が真っ白というか、現実を受け入れるのにしばらくかかった気がします。
細かい…!と思いながら、ペット可物件だからって甘くはない現実を知りました。
このときのトラウマが、たぶん今の私の「新築物件の保全に神経質」な性格をつくったんだと思います。
猫2匹を連れて沖縄へ——考えた作戦
当然ですが、モモとナナも一緒に沖縄へ連れていきます。 まだ1歳前の2匹。わけもわからないまま大移動させることへの心配は、ずっとありました。
預かり先を探したりもしたのですが、あまりおすすめされず。 「一緒にいた方が、何かあったときに対処できる」と判断して、同行することにしました。
で、私が考えた作戦がこちら。
🚗 引っ越し当日の作戦
- 事前に車だけフェリーで沖縄へ輸送しておく
- 当日:猫と一緒に車で輸送手続き場へ行き、手続き
- タクシーで空港へ
- 飛行機で那覇へ
- 那覇空港からタクシーで那覇港へ
- 先に輸送しておいた車に乗り込む
- 賃貸会社へ鍵を受け取りに行く
- アパートへ!
ざっくりいうとこんな流れです。 でも実際は、車両輸送の運行状況と飛行機の時間の調整など、細かく考えることがたくさんありました。

当日——怒涛の大移動
猫たちはキャリーケースに入れて、ずっと一緒に移動。
タクシーの中、飛行機の中、また別のタクシーの中。 モモとナナにとっては、何が起きているんだかわからなかったと思います。
那覇空港に着いて、タクシーで那覇港へ。 先に送っておいた自分の車が、ちゃんとそこにありました。
見知らぬ土地で、猫を抱えたまま途方に暮れることなく、いつもの自分の車に乗り込めたときは、心の底からほっとしました。 この作戦、我ながらよかったと思っています。
賃貸会社で鍵を受け取って、やっと。やっとアパートへたどり着いたとき——。
日が暮れてから、買い出しへ
アパートについてまずしたのは、お風呂場にキャリーケースのまま2匹に待機してもらうこと。 何もない広い部屋にいきなり放すと、パニックになってしまうかもしれない。 狭くて落ち着けるお風呂場で待っていてもらうのが、このとき思いついた最善策でした。
その間に、猫たちの生活に必要なものを先に準備して。
車の荷物を下ろし終えて、やっと2匹を解放。 すでにキャリーの中でニャーニャーうるさかったので、待ちに待った瞬間です。
モモはすぐさま部屋の物色開始。 恐る恐るようすを見ていたナナに、早速ちょっかいをかけて、2匹でわーっと走り回って。
何もない部屋に、猫の足音だけが響いていました。
その様子にほっこりして、ひと安心して。
そこでやっと気づくんです。
でも部屋には何もない。
夕飯も、寝るためのお布団も、まだない。
那覇市まで買いに向かったのは、すっかり日も暮れた頃でした。
那覇の夜のなか、お布団を買って帰ってきたあの感覚、今でも覚えています。

買ってきたばかりのお布団を広げて、何もない部屋に横になる。 モモとナナが買ってきた布団の袋でガサガサ遊ぶ音を聞きながら。
不安と疲れと、それから、なんだか不思議な高揚感。 全部が入り混じった、忘れられない沖縄の第一夜でした。

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