あの日、拾ってしまった
ミミを見つけたのは、夫でした。
職場で見つけて、そのまま連れて帰ってきたのです。
私は反対しました。
すでにモモとナナがいて、これ以上守る責任を増やすのが怖かったからです。
だから夫は、ミミを車に隠していました。
様子がおかしいことに気づいたのは、夕飯を食べてからでした。
様子を見に行くと車の中で、かすかに聞こえる鳴き声。
ミミは、ハンドルの下の奥に入り込んでいて、なかなか出てきませんでした。

その夜、家の中はすぐに匂いがこもり、私はほとんど眠れませんでした。
それでも、ミーミーと小さく鳴く声を聞いて、名前はすぐに決まりました。
ミミ。
翌日、動物病院へ連れて行きました。
検査の結果、コクシジウム(寄生虫)が見つかり、しばらくは隔離生活が必要だと言われました。
ゲージを布で覆い、モモとナナに近づけないようにする日々。
モモとナナを守りたい。
その思いから、私はミミを迎えることに反対していました。
でも、やんちゃで、人懐っこくて、目が合うたびに近づいてくるミミを前にして、
気づいたら、私のほうが先に心を掴まれていました。
※ その後、ミミがどんな猫になったのかはこちらの記事で紹介しています。


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