反対していたはずなのに、守るために隔離した日

三姉妹の猫たち

これは、
「あの日、反対していたのに拾ってしまった猫の話」
の続きです。

ミミを迎えることに、私は最後まで反対していました。
すでにモモとナナがいて、
これ以上増やすことが怖かったからです。

それでも、
やんちゃで人懐っこく、
目が合うたびに近づいてくるミミを前に、
気づけば私のほうが先に心を掴まれていました。

迎えてすぐに直面した現実

ミミを迎えて間もなく、
獣医さんから告げられたのは
コクシジウムとカビの感染でした。

正直、頭が真っ白になりました。
「やっぱり無理だったんじゃないか」
そんな不安が、何度もよぎりました。

同時に考えたのは、
モモとナナを守ること、
そしてミミ自身を守ることでした。


狭いアパートでの隔離生活

我が家は広くありません。
完全に部屋を分けることは難しく、
悩んだ末にゲージを設置し、
その周囲を囲う形で隔離することにしました。

「音が気になるモモ」

ビニール越しに外をじっと見るミミを見て、
「かわいそうだな」と思いながらも、
今はこれが一番の方法だと自分に言い聞かせていました。


反対していた人ほど、神経質になる

迎えることに反対していたはずの私が、
いちばん神経質になっていました。

手洗い、消毒、掃除。
「もし感染させたらどうしよう」
その不安ばかりが頭を占めていました。

「ミミが手を出してます!」

でもそれは、
いつの間にか
「守りたい」という気持ちに
変わっていたのだと思います。


不自由な隔離の中でも元気だった

隔離中のミミは、決して静かではありませんでした。

狭い空間でも元気いっぱいで、
カーテンの向こうが気になって仕方がない様子。
隔離されていることなんて、お構いなしでした。

こちらを見る目は、
最初に出会った頃と変わらず、
まっすぐで、疑いがなくて。

「ゲージの上で遊ぶミミ」

その視線を受けるたびに、
「ちゃんと良くしよう」
「ちゃんと一緒に暮らそう」
そう思うようになっていました。


反対から始まったけれど

猫を迎えることは、
不安や現実的な問題も一緒にやってきます。

それでも、
悩みながら選んだ結果が、
今の暮らしにつながっているのだと思います。

反対から始まったミミとの暮らしは、
こうして少しずつ、
「一緒に生きる」形に変わっていきました。


※ミミ・ナナ・ココ、
わが家の三姉妹の猫については
こちらの記事で紹介しています。

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